年忌法要と素数

今日は、建築と余り関係のない話を。
先日、義理の家の方で年忌法要、いわゆる法事がありました。義理の父の7回忌と直系の方の23回忌が同時に行われました。私の実家の方はクリスチャンが多いので、余り気にしたことがなかったのですが、7と23と聞いてやはり気になるのが、「素数」。

そもそも年忌法要とはなにか、それはいつするのかが気になったので、調べてみることに。
もともと年忌とは、個人に対して「追善供養」のために行われるものらしく、冥界の10人の王に審判を受けるという「ッ十王信仰」に基づき、日本独自に付加された「十三仏信仰」に基づき決められているようです。

なんだかよくわかりませんが、要は十三人の仏(裁判官)に審判を行ってもらい、最終的に祖霊になる、と言うことらしいです。

年忌法要はいつするかというと、宗派や地域によって異なるようですが、だいたい
百か日、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌
だそうです。

33年で「弔い上げ」というそうです。

そう、どうしても気になるのが、素数との関係。
1,3,7,13,17,23まで素数。27は3の3乗、33は3×11。

う~ん。素数多すぎないか?と思いません?
帰りの車の中でぼそっと「そういえば、法事って素数多いよね」というと、助手席の妻が「重なりにくくなっているんちゃう?」と一言。

ま、そうだな。

素数にしておくと、他と重なりにくくなる(素数同士の公約数は素数同士のかけ算になる)ので、坊主がうまく儲けるシステムになっている??と、思ってしまいました。

一応仏教の名誉のために言っておきますが、3や7に勤めるのは三魂七魄(さんこんしちはく)の教えに基づいているようです。