1月1日に見つけたもの

あけましておめでとうございます。
毎年元旦には家族で山に登ります。山に登るといってもそんなにたいそうな話ではなく、実家近所に初詣に行き、そのまま山に登っていくというお決まりのコース。だいたい30分程度で山頂までいけるので、それほど険しいとか、特別技術が必要というようなものではありません。標高にして300m程度です。

ただ何となく毎年同じような年明けを迎え同じような正月を迎えています。

どの山にもたいていかみさまがおられ、お宮さんがあります。このお宮さんも以前は山の少し登ったところに本宮があったのですが、数年前に山のふもとに再築されました。高齢化に逆らえないということなのでしょう。

山登りの途中、以前のお宮さんがあったところに鬼瓦と組み物(肘木と大斗)がおちていました。おそらく、以前の建物の残骸なのでしょう。

今年は、天気もよく穏やかな元旦でした。普段は仕事におわれ、ゆったりすることはないですが、年に一度の元旦登山だけはなぜかゆったりした気分になります。自然と向き合うことは、いろんなものを気づかせてくれます。

今年もいつもと同じように始まりました。
よい一年でありますように、そんな気持ちで、建築の仕事に向き合いたいと思います。