上棟式

現在工事中の物件。
先日上棟式が行われました。日曜日の上棟式の金曜日は大雨のなか土台敷き、土曜日は1階の建て方、日曜日は晴天の中無事立ち上がりました。

木造住宅は、柱や梁を一つ一つ組み立てていきます。上棟は鉄骨造にも鉄筋コンクリート造にもありますが、やはり木造の醍醐味です。木槌の音がコンコンなる中、部材を一つ一つはめ込んでいきます。

施主家族からも「組み方の順番を間違えたりしないのですか?」と聞かれましたが、順番にルールに基づいて名前が付けられており、工場から持ってくるときには使う順番に取り出せるようになっているので、現場で間違えることはほとんどありません。
また、最近はプレカットといって工場で機械加工をして持ってきますが、機械も私がこの仕事についてから間違っているのを見たことがありません。

私の知っている範囲では、梁の斜材が機械で加工できないという時代はありました。職人さんの話を聞くと以前は間違えもしばしばあったようです。そういった不具合はどんどんなくなり大抵のことは機械でできるようになりました。

さて、現場は上棟(建て方とも言います)が終わると、大工さんはじめ関係者の労をねぎらう、という趣旨で上棟式が行われます。今後の工事の無事を祈って、という趣旨もあります。お施主さんも建物の形が見えてくるようになると、いろいろ気になることも増えてきます。

まだまだ、家造りはこれからです。

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