地鎮祭

地鎮祭を行いました。

地鎮祭(じちんさい)は、その土地の神様(氏神)を鎮め、これから土地を使わせてもらうことの許しを請う、という儀式です。
あわせて、工事中の安全を祈願します。

基本的に神道の考え方ではありますが、仏教でもキリスト教でも同じような儀式はあります。
私はこの「土地の神様を鎮め、土地を使わせてもらうことの許しを請う」という考え方がいいなぁ、と思います。もちろん縁起物でもありますので、「気のもの」といえばそれまでなのですが、そうやって自然に敬意を払い、人間の行為をへりくだる、という宗教観はこれから工事に携わる一員として気が引き締まります。

ざっくり言うと、神主さんが、土地の「かみさま」を迎え(呼び出し)、祓い清め、これからよろしく、と伝えて、神様にお帰りいただく、といった順序で進みます。

また、基礎の下に埋める「鎮め物」もお預かりします。
建物の模型もおいて、さあ、これから模型を実物にするための工事が始まります。