宗教と現代がわかる本 2007 - 渡邊 直樹 (編集)


# 単行本: 334ページ
# 出版社: 平凡社 (2007/03)


購入してから1月以上かかって読み終えたという形になってしまいましたが、実際に読んだ時間で考えると「一気に読んだ」という印象。間にいろいろと処理しないといけないことがあったので読むのに期間を要してしまったが。


宗教を抜きにして人間社会を語れるのか。思想を語れるのか。


現代において「宗教を語る」と言うことは、特に教育現場においてタブーになっている。
しかし、私たちが生きていく上で宗教的思想を無視して理解することが困難な場面に直面する。人生における困難な場面での対応を教えるのが教育であるとすれば、宗教的思想を教えることはタブーにはならないと思う。


話は横にそれたが、私も建築の仕事をしていると、時々人間の力以上のものを感じるときがある。それと宗教を重ねるわけではないが、ある土地に建物を造る、ある建物をリフォームして再度命を吹き込む、そういった人と建物との巡り合わせは、はまったとき(役者が揃ったとき)に非常に大きなエネルギーを放つ。


それはともかく、
タイトル通り「宗教と現代がわかる本」であった。