自然は時に地震を生み、津波を生み、火山の噴火を生み、でも、美しい景色を生み、何事もなかったかのように桜が咲きます。人の営みをあざ笑うかのように。
日本人の桜の好きさは異常です(笑)。
ぱっと咲いてぱっと散る潔さがいいのか、咲くときは葉っぱが無くて花だけという割り切りの良さがいいのか。
桜をみると「がんばろう」と思ってしまうから不思議です。
ところで、偽客のことを「さくら」といいますが、なぜだろうと思って調べたら、こんな理由。
なるほど。
日本人は桜とは切っては切れない関係なのでしょうね。
さくら
【意味】 さくらとは、客の購買意欲をそそるため、客のふりをして品物を褒めたり、高く買い物をする仲間。
【さくらの語源・由来】
漢字で「偽客」と書くのは当て字で、露天商などの隠語から、明治時代以降に一般へ広まった。 語源は諸説あるが、江戸時代の芝居小屋で役者に声をかける見物人役は、パッと派手に景気よくやってパッと消えることから、桜の性質になぞらえて呼ぶようになり、そこから露天商の隠語となって、一般にも広まったとする説が有力とされる。 また、桜は無料で見ることができるため、芝居を無料で見物する人を「さくら」と呼ぶようになり、現在の意味になったとする説もある。 その他、労働する意味の「作労(さくらう)」が転訛したとする説もあるが、意味的な繋がりがはっきりせず、有力な説とは考えられていない。
空もきれいだったので