精華小学校 売却先が決まる

ついに精華小学校の売却が決まりました。

もと精華小学校・もと精華幼稚園跡地開発事業者募集プロポーザルの事業者が決定しました

問合せ先:教育委員会事務局 総務部 施設整備課(管財グループ)(06-6208-9084)

平成25年2月1日 14時発表

大阪市は、もと精華小学校・もと精華幼稚園跡地(以下「本物件」という)の周辺地域の活性化を図るための事業予定者を、プロポーザル方式により募集していましたが、本日、2月1日に価格提案審査を実施し、次のとおり事業予定者を決定いたしました。

本プロポーザルは、応募申込者が提示した計画提案の内容について、外部有識者からなる選定会議での意見を参考に優秀事業者を選定し、選ばれた優秀事業者を対象に価格提案審査を実施し、売却予定価格以上で最も高い価格提案を行った者を事業予定者に決定するものです。

1.物件の概要

所在地: 大阪市中央区難波3丁目25番2内

名 称: もと精華小学校・もと精華幼稚園

地 積: 敷地面積約4,547.72平方メートルのうち、北側約330平方メートル(※)を除いた約4,217.22平方メートル

地域地区等: 市街化区域、商業地域、防火地域

都市計画で定める建ぺい率・容積率: 80%・500%

※この330平方メートルの大阪市有地については、地元住民にコミュニティ用地として貸付ける予定ですが、地元住民は借受けた土地にコミュニティ施設を建設し管理運営する予定です。

2.事業予定者・提案価格

事業予定者  株式会社 成信(せいしん)

提案価格   3,588,800,000 (売却予定価格 2,532,900,000円)

3.事業予定者の計画提案内容の概要

計画提案は、ホテル、物販業、飲食業などで構成する商業施設として開発するものです。

なお、事業予定者の計画提案書を近日中にホームページに掲載します。

4.募集・応募の状況

実施要領の公表:平成24年11月9日

申込受付期間 :平成24年12月17日~12月21日

応募申込件数 :5件

優秀事業者(計画提案審査通過者):2件

ある意味仕方がない、既定路線だったとは思いますが、寂しいものがあります。

大阪市教委、藤山寛美出身校の跡地を売却

大阪市教委、藤山寛美出身校の跡地を売却

読売新聞;2月1日(金)21時43分配信
大阪市教委は1日、喜劇俳優・藤山寛美さんの出身校として知られる旧市立精華小学校(大阪市中央区)の跡地を、民間の不動産業者に約35億9000万円で売却すると発表した。

業者は、校舎を解体撤去し、飲食店やテナントの入る商業施設を2016年度にオープンする計画だ。

同小は地下1階、地上4階の鉄筋校舎で、1929年、地元住民らの寄付で建設された。当時の学校建築の第一人者・増田清氏が設計し、高い天井や重厚な内装が特徴だったが、児童減少で95年に閉校した。

その後は小劇場などに活用されたこともあったが、市教委が売却方針を決め、昨年12月にプロポーザル(企画提案)方式の公募入札を実施。最低価格を10億円以上上回る額を提示した不動産業者が落札した。

業者側が建設する商業施設には、校舎の意匠を一部取り入れるほか、石づくりの学校看板などを保存するという。
最終更新:2月1日(金)23時59分

読売新聞ではこのような取り上げ方をしています。

建物をもっと長く使いたいですね。本当の「エコ」はそこにあると思います。

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