JIA(日本建築家協会)の会合で話を聞いたのを思い出した。大?阪のど真ん中・超繁華街にある廃校となった小学校の保存活動。
もし活動に賛同されるようでしたらWebで署名が可能なのでご協?力ください。
私は、建物というより、この土地を安易に売却するのはいかがなも?のか、と思っている。どうせマンションにしかならないんだろうし?。
まちづくり、都市計画をどう考えるかが問われているように思う。?アナウンサー市長は完全に売るつもりみたい。仮に、万が一、断固?阻止したいところだが、知事をやっているハシシタが市長になった?としても売却の方向は変わらないと思う。
東北の復興でも同じなのだが、この国を、町を、都市をどうしてい?きたいのか、というマクロな観点での提示が無いまま突っ込んでい?くことに恐ろしい危機感を感じる。
いうまでもなく大阪市は大赤字を抱えている。で、売れるものは売っちゃえ、って考えなのだろう。でもここを売って民間に渡してマンションができても、どんな人たちが住むのだろう。あるいは、どんな人たちに住んでもらいたいと思って行政は考えるのだろう。
民間でできることは民間に任せる、というのは非常に響きがいい。しかし、行政にしかできないことがたくさんある。公で考えなければいけないこともたくさんある。民間は営利だ。しかし、公はすべて営利でなくてもいい。
本当はもっと柔軟に、「どんな町にしたいのか」「どんな都市を造りたいのか」を公がきちんと示して、それに賛同する住民が多ければそうなるだろうし、そう思わない住民が多ければ遅かれ速かれ無くなるのです。