大社と駅舎

島根へ行く用事があったので少し足を伸ばして出雲大社へ

出雲大社は現在、60年ぶりの「平成の大遷宮」が行われています。 5年間にわたる修造が今年5月に終わります。従って、まだ一般公開されておりませんが、足場や養生は取り払われていましたので、その中の様子を少しうかがうことができました。

出雲大社は初めてではないのですが、やはり行くたびに厳かな気持ちになり、私にとっては、少し冷静に、第三者的に自分の立場やこれからの行く方向を考えることができる場所です。
ちょうど今年は伊勢神宮も20年に一度の遷宮の年で、日本の二つの大きな社殿が新しくなります。
遷宮には、「神殿を常に新しく保つことで、そこに宿る神威を輝かせる」という目的もあります。

そして何より、私たち建築技術者にとってこれほど「楽しい」ものはありません。

大社駅(1990年廃駅)はJR大社線にあった駅です。JR大社線は既に廃線されているが、大正時代に建てられた木造駅舎で重要文化財でもある。なかなか趣があってよい感じ。

そしてこちらが今も現役の一畑電鉄の出雲大社前駅。こちらは登録有形文化財。

松江城 国宝指定を目指しているそうです。

そして松江と言えば、小泉八雲。小泉八雲の住居(武家屋敷)。こちらも良い感じでした。