「脱衣室から雨漏れがあり、クロスがめくれてきた。」という相談を頂き、築12年の木造3階建て住宅を見に行くことに。話を伺うと、旧住宅金融公庫の融資を受けている物件で、それなりにしっかり建てているようだが、完了検査を受けておらず、確認申請と微妙に異なっています。
事前に、工事中のスナップ写真などをチェックし、基礎部分に大きな問題は無いことを確認した上で、上部構造のチェックを。
その結果は以下の通り。
これに基づいて耐震改修を決めて、耐震改修のための設計、あわせて外壁や屋根の改修も行いました。
耐震診断と改修設計は、一般診断から精密診断に切り替えて、より精密に計算を行い、工事箇所も日常の生活に影響の出にくいところを十分に検討して効率よく行います。
主には、筋かいと金物を入れていく作業。
外壁は、シミュレーションをして色を決定。
約一ヶ月の工期を経て、無事完成しました。
左から順に＜修繕前＞＜シミュレーション＞＜竣工写真＞
