2010年11月4日号の週刊文春に掲載された
「実名告発「大改造!! 劇的ビフォーアフター」が我が家を台無しにした 」
という記事を掲載していたのですが、もうその必要性はなくなっただろうと思い、掲載をやめました。
といって、別にたいしたことは書いておらず、文春の記事の掲載と該当する朝日放送のURLを付けていただけです。ですが、検索でこのページを参照されることが圧倒的に多く、当事務所のHPとしての本来の目的から少し外れているように感じてきましたので、掲載を取り止めることにしました。
この記事及び事件に関する当事務所のコメントは以下の通りです。
週刊文春の記事に書いているとおりで「ショー的要素が強い」ってその通りだと思います。あれはリフォーム番組でも、建築番組でもなく、ただのバラエティです、と思えば、なかなか面白い番組であると思います。
とはいえ、実際にこういった「被害者」がいれば、そうも言ってられません。ただ、この方が純粋に「被害者」かどうかはわかりません。そのあたりがテレビのブラックボックスなところですよね。
建築設計や工事監理の仕事、いわゆる設計事務所の仕事って、本当に地味な仕事でテレビ的に面白くありません。こういう私も以前に何度かこの局や違う局からオファーがありました。私は取材なるものがあんまり好きではないのと、テレビ的に面白くしたいというテレビ局側の趣旨にそぐわないと思ったのでお断りしたのですが、基本的に本当に膝をつき合わせて依頼者と真剣勝負をしているときはテレビ的な絵にはならないと思います。
その部分ってなかなか表現できないのですが、本当はそういった地味な仕事を積み重ねていくことが大切で、本当のプロの仕事になるんだと思います。だから、見てびっくり、なんてことがおこること自体おかしいんです。
ついでに言うと、あのテレビで出ている金額ではとうていできませんから。というのは、一度でも見たことのある建築関係者みんなが思うことです。
この記事は、[ビフォーアフター トラブル]とかで引っかかってくる当事務所のホームページの最も多く参照されている記事になっています。同業者のことを悪く言ったり、トラブったりするのを見るのはあまりすきではありません。当たり前ですが。ただ、事実は事実ですし、当事務所のホームページだけではなく、他の多くのページが同じように引っかかるのも事実です。